親子からの売却相談
先日の相談事例です。
相談者:東京都目黒区在住の男性Aさんと相談地に住む母Bさん
相談地:東京都世田谷区
土地70㎡の整形地
建物50㎡の木造戸建(昭和55年築:築40年以上)
相談内容
目黒区在住Aさんと母Bさんは、一昨年他界した父Cさんが所有していた世田谷区の土地建物を相続しました。
Aさんにとっては独立する前まで生まれ育った家。母Bさんにとっては亡き主人Cさんや家族との思い出が詰まった家です。
母Bさんは年齢と共に足腰に自信が無くなり、車で15分のマンションに住む息子Aさんが頼りに。通院や買い物の手伝いをしてもらうことが頻繁になっていました。母親想いのAさんはAさん一家との同居を母Bさんに提案し2か月後に同居することを決めました。
そんなお二人の売却相談時の意見です。
Aさん(息子)のご希望
誰も住んでいないので最短で一番高く買ってもらうことが希望。
仕事も忙しい為、書類のやり取りや交渉事は避けたい。
母Bさんのご希望
思い出があるからそれほど急がない。
最後までどんな方が買ってくれるかしっかり見届けたい。
売却決定の際は古くからの友人などに報告したい。
親子と言えど、相反する意見。弊社からの提案は次のようなものとなりました。
「土地70㎡という土地は一次取得者の住宅建設地として好条件です。そのため、一次取得者が必要になるであろう条件を満たせば高く売却できます。
Aさんにとっては早くとは言えませんが、高く売れる可能性が。
母Bさんにとっては息子さん達のようなファミリー層が新築住宅を建築することが想像できるので、安心できるかと。」
また、母Bさんがご近所の方とは仲良く過ごされていたことも功を奏し、必要になるであろう条件のやり取りも上手くいきそうです。これには息子のAさんも頭が上がりません。
このような形で両者の意見をトレードオフさせながら売却活動を進めております。
売却相談はこちらから!
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※売却には固定資産税清算費用、印紙税、登記抹消費用、必要書類の取得費用等が必要となり、売却後に所得税等が必要となる場合があります。
※個人の特定を避けるため、家族構成や売却時期を修正しております。