相続したワンルームマンション
先日の相談事例です。
相談者:東京都墨田区在住の女性Aさん
相談地:東京都世田谷区のマンション
25㎡(平成2年築)
相談内容
墨田区に住むAさんから5年前に相続した単身世帯用マンションの売却相談を承けました。
相続当時からの入居者が退去するということや、一度も室内を見たことが無いAさん。特段マンションに思い入れがなく、管理会社とも書類だけのやり取りのみでした。
相談時は「室内状況が分からない状態で売却が成立できるのか心配。」とのことでしたが、売却開始直後に成約となった事例です。
弊社担当が購入希望者を探したところ、都内のワンルームマンション取り扱うM社から申込を頂きました。
購入の条件はAさんの希望価格から100万円の値下げと契約不適合責任3ヶ月付、室内覧は賃借人がいるため不要。というものです。「すぐにでも契約を!」と勢いのある担当者です。
Aさんへは申込書確認して頂き、各条件を説明。その結果をM社に伝えました。
・100万円の価格交渉は厳しいですが、早期決断をして頂いたので50万円の価格交渉に応じます。
・築年数も経過していることや、Aさん自身がこのマンションがどのような設備内装なのかも知らないため、契約不適合の責任を負うのは難しい。不動産取引のプロであるM社であれば、不具合に関する修補に関しても慣れているであろうから、免責でお願いします。
Aさんの回答をご理解いただけたらすぐにでも契約します!と返答。
M社も決算期ということもあり、数日後には承諾。晴れて契約となりました。
引渡後もAさんは設備等の不具合による責任を負うことはなく、気持ちよく売却できたとのことです。
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※個人の特定を避けるため、家族構成や売却時期を修正しております。